2012年1月30日月曜日

ミッシェルを知らない子ども達

先日、the HIATUSのライブに行った。そこで分かったこと。

ベースを弾いておられる素敵ベーシスト、ウエノコウジ氏のファンから、細美さんはとても叩かれる。「ウエノ、さっさとハイエイタスなんか辞めちゃえよ」とか、「なんであんな奴とやってんだ」とか。それは、それは酷い嫌われよう。でも、この前のライブで理由の一部が分かった気がする。

あ、ちなみにライブ自体は非常に素晴らしく、ハイエイタスというバンドも宇宙一カッコイイメンバーが集まった、宇宙一カッコイイ素晴らしいバンドです。めっちゃ楽しかったです★



さてさて、本題。「なぜ、ウエノファンは細美さんを嫌いな人が多いのか」私なりに理解した。

それは、開演待ちをしてたときのこと。高校生か大学生とおぼしき初々しい坊やが背後にいた。A君とB君。A君の方が少しライブとかバンドのことに詳しいようだ。そして、2人とも細美さんが大好き。特にA君は「ELLEGARDENは神」と言いきっている。ほうほう、ゆとり世代のわりに見所あるじゃねーか、坊やたちよ。

と、思っていた。だがしかし!

A君がB君に向かって得意気に言う。

A:「このバンド(=ハイエイタスのこと)のベースの人、めっちゃカッコいい。めっちゃ、ベース上手いねんで」
B:「へー、そうなんや」

私はビックリした。おい、坊や達よ、ウエノコウジというベーシストを知らんのか。いや、知ってるだろうね。あくまでも「大好きな細美さんのバンドにいるベース弾いてるカッコイイ『ウエノさん』っていう人」って意味では。

ビックリだよ、坊や達はTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTを知らんのか!?
ウエノさんって、ただの「ウエノさん」じゃないねんで!?

……そうかー、知るわけないよな。一歩踏み込んで大好きなバンドを構成しているメンバーのことを知りたいと思った子だったら知ってるかもしれないけど、20歳そこそこの単に「ヒュー!細美さんカッケー!」ぐらいにしか思ってない子だったら年代的に知るわけないよな。そっかー。いや、別に知らないのが悪いわけじゃないんだけどね。

やっと、分かった。ウエノさんファンの皆さん(しかもミッシェル世代)は伝説のバンドの伝説のベーシストであるウエノコウジが、細美クラスタのガキんちょどもに単なる「細美さんのバンドにいるベースの上手いおにーさん」扱いされるのが我慢できないんだな。そら、腹立つわなあ。納得。非常に納得がいく。

ついでに分かったこと。

エルレの時は「いかにも30代ですね」って感じの女性はあんまりライブで見かけなかった。でも、ハイエイタスになってから、急に年齢層が上がった気がして不思議だった。単に、私のように20代半ばでエルレに出会った人が来てるだけなのかと思ってたけど、多分違う。ウエノクラスタの皆さんですね、きっと。ミッシェル世代のおねーさん達だ。納得。今の30歳~35歳前後の人が高校生や大学生だった時にミッシェルがデビューしたんだもんね。(ちなみに1996年にメジャーデビュー。私は当時16歳ですた。)

細美クラスタの若いガキんちょどもは、ちょっと躾がなってない部分もあると思いますが、ウエノクラスタの皆さま、そこは大人の余裕で何とか許してやってくだしあ。だって、細美さんとウエノさんはとても良い関係で、あんなにカッコイイ素晴らしいバンドをやってるんですから。ウエノさんあっての細美さんなんですよ、本当に。あなた方の敬愛するウエノさん自身が自らの意思で細美さんと一緒にやってる、ということの意味を少しご理解いただけると大変、嬉しく思う細美クラスタのアラサー女子くみちょーでございます(笑)。

2012年1月14日土曜日

出来るだけ経費を抑えて自炊するには!?

前回、「コレを自炊すべし!」というアイデアを思いついた次第ですが、今回は、「自炊について本気出して考えてみた(2)」ということで、いかに安上がりに自炊出来るかについて真剣に考えみた。

まずは、この自炊日記を進めるにあたり、参考にさせていただいたブログはこちらです。いずれも、自身でMy裁断機とMyスキャナを購入されていますね。

【自炊】初電子化してみて、、なんとiPhoneでも意外といける!?
http://life2aozora.blog49.fc2.com/?no=166

それと、上記記事内にて参考にされていたこちらのページも。

【保存版】本の電子化(自炊)ならこの記事だけ見ればOK!なまとめ ~裁断、スキャンから処分まで徹底解説~
http://ushigyu.net/2011/06/26/jisui_matome_201106/


<バラす>
自炊の工程としては、バラす→スキャンする→データ化する→閲覧できるようにする になるんだと理解してますが、まだバラしてすらいません。笑

バラし方にもいろいろあるようでして、大きくは3つの方法があります。
  1. 自分でバラす
  2. (人に)バラしてもらう
  3. バラし業者さんに委託する
まず1.ですが、カッターナイフやら、専用の裁断機を使って自力でバラすのです。カッターナイフでチマチマやるとか、すごい大変ですね。重労働です。私の自炊ネタについては、薄い冊子の一部分だけ切り取るので、専用の裁断機を購入するところまでは不要かなぁーと、思っております。でも、カッターナイフってのもなぁ……。

次に、2.ですが、これは専用のお店に持ち込んで、店員さんに裁断してもらうという意味です。例えば、FedEx Kinko's さん とか(最寄りの店舗にて当該サービスを受けられるか、ご確認下さい)。

最後に、3.ですが、そのまんまです。専門の業者さんに、バラして欲しい本を送って自分の代わりにバラしてもらうサービスです。「裁断 代行」でググってみました

スキャンの代行は、法に触れる可能性がありますが、裁断の代行だけなら問題ないそうです。業務用の裁断機を使って、とてもきれいに裁断していただけるようです。
  • 本が大量で人力ではとても……。
  • 自炊を日常的にしない。
  • バラすの面倒or罪悪感で自分ではとても……。
このような方には、裁断の代行サービスというのも手段としてあり得るかと。私は一瞬、これを利用してみようかと思いましたが、思い留まりました。何故なら、

出来るだけコストを低く抑えたい!

と、いうことを大前提としていたからです。ケチでごめんなさい(笑)。今回、バラす件数は多いかもしれませんが、さほど重労働ではないはずなので、ここは自力で頑張ることにします。


<スキャンする&データ化する>
ScanSnapが良いようですね。購入したという友達も数人います。うーん、でも、ちょっとお値段が……。しかも、通常の書籍(技術書など)の自炊は今のところ考えていません。よって、購入はとりあえず断念。そこで!

レンタルは、例えばこちらの業者さんなど……。お手頃価格でありがたいですね。裁断機とのセットもあります。何度も利用する予定なら、購入した方が早そうですが、1回ぐらいで済むのであれば利用しても良いかと。裁断機とスキャナは買ってしまったら場所も取りますしね。

DMM.com
http://www.dmm.com/rental/iroiro/-/list/=/c2=d/sort=ranking/

スキャレン
http://www.scaren.com/

scanbooks.jp
http://scanbooks.jp/


<閲覧できるようにする>
既に私の心は、「レンタルサービスを利用し、自力でバラしたページをScanSnapで取り込む」という選択肢に決まりかけています。ScanSnapに付属しているユーティリティソフトには、スキャンと同時にEvernoteに取り込むという素敵な技が使えるらしいのです!なんて素晴らしい!!

……待てよ。本当に、そのやり方で私のやりたいことが実現できるのであろうか。

……でも、実際やってみないと分からんしな。

などなど、取り込んだ後のことについて、最も頭を悩ませています。何故なら、私は書籍を取りこんで携帯端末で読書したいのではなく、検索して必要なページだけを見たいのです。

Evernoteにはタグという素敵な機能があります。どのようなタグを付けるべきか、ということは別途検討してますが、スキャニングして取り込まれたページに対し、地道にタグを付けて行く作業が必要となるのかな?それって、思った以上に面倒で大変な作業になるんじゃないかなぁ?と、予想してます。

ならば、スキャンと同時にOCR処理出来たら最も楽なはず!文字認識されれば、例えば、「生花 万年青」とか、「盛花 右盛体」などキーワード検索が出来るはず?ってことで、「ScanSnap OCR」でググってみたら、とても素晴らしいブログを発見しました。

ScanSnap S1500 の「OCR テキスト認識」に関する 15 の真実
http://d.hatena.ne.jp/inouetakuya/20100520/1274310646

うーん、出来なくはないようですが。

やっぱ、Acrobatなのかな……。
やっぱ、ケチったらだめなのかな……。
4万円ぐらいで出てたし、Am●zonでScanSnapを買った方が良いのかな、Acrobat付属だし……。
そもそも、取り込む前に資料を仕分けしてスキャンし、「万年青の生花」って名前付けたりして、最初からファイル自体を分けて作ったら良いのかな……。

あー!もうー!訳わからんくなってきたぁー!!(ノ`Д´)ノ彡┻━┻


などなど、揺れる想いを体中で感じています。まぁ、素直に裁断機とスキャナを買いさえすれば、それで良いんですけどね(笑)。

次回以降、実際に、「ウダウダ考えてないで、とりあえずやってみました」って内容でブログ書けたら良いなぁ、と思ってます。そして、何故ここまで自炊について真剣に考えてみたか、という理由もそのうち書きます。

はぁー、疲れたー。

2012年1月7日土曜日

自炊について本気出して考えてみた(1)

自炊といっても、お料理のことではありませぬ。本をばらし、スキャンし、電子化するという例のアレでございます!今まで、特に自炊の必要性を感じて来なかったのですが、先日ひらめきました。

「そうだ!アレを自炊してiPadで見れるようにしたら便利ではあるまいか!!」

アレとは何か。

「お華の会報誌に付いている【いけばな講座】のコーナー」

であります。

私、柄にもなく茶道、華道を嗜んでおりまして。会報誌は、昔の物は捨てたものもありますが、いけばな講座の部分は切り取って保存していました。

しかーし!紙媒体ではいざという時に活用しにくいこと、この上ない。よって、せっかく保管しているのに活用してません!よって、電子化することを思いついたのです。

要件(この場合、要望?)は、この2点↓
  • お稽古場に持って行って見たい
  • 作例を植物ごとに絞り込み検索したい
<検索について>
伝承花と呼ばれる基本中の基本の生け方がありまして、それぞれ花や枝の向きだの、更にいろいろと細分化されて行きます。

伝承花の内、盛花、瓶花、荘厳花は私にとっては、比較的生けやすいです。植物に関係なく、様々な作例を参考に出来るだけで十分です。

嵯峨御流のページにいけばなギャラリーがありまして、ご覧いただければ分かるかと思いますが、例えば「盛花」と言っても、生け方は更に細分化されてます。欲を言えば、「盛花-右盛体」「盛花-左盛体」「盛花-立盛体」というように、「盛花の作例だったら何でも良い!」というわけではなく、せめて種類ごとに順番に並んでて欲しいです。花を生ける時は、まず花の種類や、花の向きを見て「最も花の自然な良さを生かせる」と思う生け方を選択してます(あくまで、私のやり方)。なので、多くの作例を見ながらインスピレーションを感じるのを待つのです……。

さて、厄介なのは生花です。そもそも難しいのに、扱う材料によって難易度がぐんと上がります。よって、植物を軸にした作例の絞り込み検索が必要です。特に大変な材料の代表格は、万年青(おもと)、水仙、葉蘭、松、檜扇(ひおうぎ)、杜若などです。生花に限っては、植物で作例を絞り込みたい場合があります。

このような、「Aグループの中から、Bという属性を持つものを抜き出す」的な検索が出来るツールはあるのか……。私の限られた知識では、タグを付けれるEvernoteぐらいしか思いつきませんでした。他の有名な電子書籍リーダーは片っ端から調べてみたのですが、あくまで「リーダー」なので検索とかは充実してない感じがします。私の調査不足かな???

Evernoteが最適なのかどうかは分かりませんが、「スキャンしたデータをPDF化し、Evernoteに取り込み、タグを付け、iPadで検索&閲覧する」ということが出来るのかどうか、についてこれから挑戦していきたいと思いますっ!途中でもっといい方法が見つかれば、そっちを試します。良きアイデアがありましたら、皆さま是非ともご教示くだしあー!ぺこり。